<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
ショップへ戻る
<< あひろ屋の手ぬぐい・其の弐 | main | あひろ屋の手ぬぐい・花と樹 >>
あひろ屋の手ぬぐい・其の参

梅雨入り直前、湿度が少しずつ上がっていることを感じます。今日も暑くなりそうですね。『あひろ屋の手ぬぐい』展、4日目を迎えました。

 

お運びいただくお客さまより「手ぬぐいのお洗濯ってどうするのが一番良いですか?」とご質問が。あひろ屋さんの手ぬぐいは全て「注染」という技法で染料で染めているため、お手入れの際に少しだけ気をつけていただきたいことがあります。


色や柄をなるべく長く楽しみたい場合には、強い光、お湯、力を入れた洗い方、よく落ちる洗剤、は不向きです。お洗濯は、増白剤などが入っていない洗剤でお水で手洗い、日陰干しがおすすめ。始めの頃は多少色落ちもございますので単独で洗っていただけると安心です。色が少しずつ落ちて、くったりする感じも好きという私のような方は洗濯機でも大丈夫(洗剤は石鹸系がおすすめ)です。

 

また、洗うと生地の端がほつれてきますが、その都度ハサミでカットしてみてください。次第にフリンジ状になり、1cmぐらいになると落ち着いてそれ以上ほつれにくくなって止まってくれます。おろしたてもいいですが、使っていくうちに少しずつ馴染んで色合いも穏やかに変化する様もいいです。何より、長年使った手ぬぐいの手触りはとても柔らかく、赤ちゃんは元より大人でもずっと触っていたい程です。

 

 

使い方の例を少し、野口さんが作ってくださった手ぬぐい暖簾、図案によって長さが多少異なるので下の端を合わせて三つ折り、2〜cm程お隣と重ね合わせるとかけた時に歪んだ隙間ができにくく綺麗です。手縫いでささっと縫い上げ、季節や気分が変わったら気軽に変えられるのも魅力的。

 

右から「斑雪(hadare)」「岩燕(iwa tsubame)」「枝垂柳(shidare yanagi)」

 

 

持ち寄りパーティーの差し入れやお祝いには四合瓶を包んで。お酒の銘柄に合わせて図案を選ぶのもまた愉し。嵩張る紙袋より、帰りも身軽です。酔っ払ってお酒を零したらささっと拭けるし、お食事の時にはナプキン代わりに膝に置いても。

 

「群雨(murasame)」

 

 

籠の目隠し布に、季節に合わせて、服の色合いに合わせて気軽に変えられます。家電や収納のホコリ除けとしても重宝します。

 

「蒲公英(tampopo)」

 

 

お台所で働く布、布巾やおしぼりに。グラス類の吹き上げにもいい具合ですよ。

 

「鉄瓶(tetsubin)」

 

 

台所、洗面所の手拭きとして。家族皆が使う手拭きにすれば泥や絵の具の汚れや、食べ物の染みがついたりするけれど、そんな日々の些事を一切合切この美しい布が受け止めてくれるのだから、もう思う存分擦り切れるまで手元で愛でるも良し。そうしてクタクタのボロボロになってもいい布なんです。ほぼほぼお役を終えたらカットしてウエスに。そしてまた新たな一枚をお選びいただけましたら嬉しく思います。

 

「宿木(yadorigi)」