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あひろ屋の手ぬぐい・古典と現代

しとしと、しとしと雨が降り始めました。そろそろ、そろそろ東京も梅雨入りでしょうか。

 

手ぬぐいは昔も今も日本人に使われ、愛された一尺三尺(幅33cm x 長さ90cmほど)の一枚の布。あひろ屋さんの手ぬぐいは浴衣の生地にも使われる「特岡」と呼ばれる生地、細い糸で密に織られているため、肌触りはなめらか、幅は少し広め36cmあります。

 

古典的な図柄から現代的な図柄まで手がけるあひろ屋・野口さんですが、一口に古典と言ってもきっとそれまで見かけたことがある古典柄とは一味違う解釈に目が留まります。彼女の手ぬぐいに出会った17年前も、今も、この感性と視点がほんとに素敵だなぁと思います。

 

初期の頃から作られている「源氏香図(genjikouzu)」。「源氏香」は組香のひとつで、5種の香を焚き、その組み合わせを当てる遊びで組み合わせの数は52通り。香道の世界だけでなく、着物やお菓子、装飾品に用いられる伝統的文様です。

 


古くから伝わる「結び」の形は、祈りや意味が込められ様々な場面で用いられてきました。この手ぬぐいのデザインに使用した結びは日本に伝わるおめでたい結び、それぞれに名前が付けられています。

 

「紐結び(himo musubi)」

 

 

着物や装飾品、昔ながらの遊びから「籠目(kagome)」「綾杉(ayasugi)」「折り紙(origami)」、古典的な図柄を、現代的な意匠に変化させています。

 

 

 

野口さんの視点の面白さ、豊かさを感じる「箸格子(hashigoushi)」「水無月(minazuki)」(完売)「みつ豆(mitsumame)」、色合いも発想も素敵です。水無月は六月の夏越の祓にいただく和菓子、氷を象っています。いろんなところのみつ豆を召し上がって、大きさを計測、その平均値で描いた寒天と赤えんどう豆は実寸大。

 

 

野口さんのはじめの一歩「鉄瓶(tetsubin)」(白茶:完売)、16種の異なる鉄瓶が並びます。

 

 

 

あひろ屋の手ぬぐい』展、早くも明日8日(土)までとなりました。湿度が高い空気に包まれていますが、どうぞ涼やかな眺めをご覧にいらしてください。

 

本日7日(金)も12時より、お待ちしております!