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商品帖:猫と暮らせば

12年生きると化け猫になるという言い伝えがあるけれど、我が家の一代目・ひじきは12歳の誕生日近くに化け猫になることもなく、あっさり潔く天に旅立った。猫と暮らせば、いつかはくる別れと知ってもその日を想像することは辛く難しい。大学通りの緑に囲まれた家の周りを自由に散歩していた彼が、初めて首輪をつけたのはノラ猫たちとの無用の喧嘩を避けるためだった。万が一、行先不明の事態に備えて、名前と電話番号を書き込んだ小さな紙を入れたカプセルもつけてもらった。幸いにも彼は私たち家族の傍で猫生の幕を閉じたのだけれど。



猫という生き物と暮らすことを一般的には「飼う」とか、一緒に暮らす人間を「飼い主」と呼ぶが、飼い主は決して主人ではない。猫の主人はあくまで猫自身であり、主従関係なんかにはハナから興味がない。まぁ、強いて言うなれば飼い主とはせいぜい「世話人」といったところか。それでも一緒に暮らせば、喉をゴロゴロ鳴らしたり、手をペロペロと舐めたり、ビヨーンとお腹丸出しの寝姿を見せたり、彼らなりの方法で信頼や愛情を示してくれる。それは世話人にとって至上の喜びと幸福に他ならない。



猫の一日は「くう・ねる・あそぶ」。一緒に暮らす世話人として彼らにしてあげられることといえば、美味しく健康な食事と清潔で安全な寝場所とトイレを準備すること、そして一緒に遊ぶこと。遊ぶといっても買ってきた玩具よりも、ダンボールの箱や、長くて細い紐なんかが彼らの格好の遊び道具になって、たいした物は必要としない。服も着ない(毛皮着てる)、散歩もいらない(勝手にする)。



あと人間がしてあげられることといえば、命を守ることのみ。







猫が失踪、運良く保護された場合、名前と連絡先がわかるかどうかでその子の運命が劇的に変わることがあります。2011年の東日本大震災では、多くの人々、犬や猫などの動物たちが被災しました。今現在も保護活動が行われていますが、その数、その現状を知ることは非常に難しいというのが現実だそうです。願わくば再会できたら。もし再会できなくても、どこかで命を繋いでくれたら。小さな命と共に暮らす人間がしてあげられること。名前と電話番号は、経年変化で消えてしまうことのないよう刻印、いざという時に外れるセーフティーバックルを使用した猫の迷子首輪。植物に含まれるタンニンを利用して鞣した、イタリアに古くから伝わるバケッタ製法で作られた革は、時間をかけてゆっくり牛脂を浸透させているので油分が抜けにくく使い込む程に色が変化し艶が出て風合いが増します。







ひじき亡き後、縁あって家族になってくれた二代目・トトにはナチュラルカラーの首輪を。小さな家族の、小さなお守りのような首輪です。



・猫の迷子首輪 ¥3,500(+税)(鈴なしの場合は ¥3,400+税)



*ご注文をお受けしてから、ひとつずつおつくりいたします。お名前、お電話番号を

刻印してお受け渡しいたします。



・サイズ:調整幅18〜30cm(標準サイズの成猫用)

・カラー:ナチュラル / ブラック / レッド / イエロー / ブルー

・仕様:首輪の[内側]または[外側]に名前と電話番号を刻印

例)TOTO 0425750084

・納期:ご注文の〆切は毎月2回、お届けまで約1ヶ月〜1ヶ月半です。

           [15日〆]毎月1日〜15日までのご注文分 → 翌月15日前後のお届け

           [月末〆]毎月16日〜月末までのご注文分 → 翌月25日前後のお届け

             例)5月10日ご注文確定 → 6月15日前後のお届け


※サイズの目安はヌードサイズ(隙間なくぴったり計ったサイズ)+5〜6cm(指2,3本)です。