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子どもだった頃

日曜日の朝、誰からともなくのんびりぼんやりと眺める番組「ヨーコさんの "言葉"」。絵本作家の佐野洋子さんのお話が絵本のように展開する、見始めたら家族皆が見入ってしまう5分間。

 

お母さんが「私が子どもだった頃・・・」と話した時、「私は母も子どもだったのかと大変驚いた」という(第46話)。ヨーコさんは「いつだって母の顔ははるかに高いところにあり、父と母の話のほとんどはわからない大人用のことばであった。母と子どもの私は同じ人間ではなかった。全く違う世界に属する異人種であった。」父と母は「生まれつき父と母」だと思っていたらしく、その(おそらく)はじめてお母さんが「私が子どもだった頃・・・」と話してくれた時のお話をヨーコさんは気に入って何度も何度も話してくれとせがんだという。

 

見終えた後「なんだかわかるなぁ〜。」と小学3年生の娘。我が家はよく子ども時代の話をするせいか、生まれつき父と母とは思っていなかったらしいけれど、「父さんと母さんの小さい時の話は好き。なんだか楽しい。」と言っていた。

 

黙っていても父と母、大人は常に正しいことを子どもに伝え、子どもはいつも親を求めているという錯覚。本当は、子どもは「子どもの自分と同じ子どもの頃の親」をいつも求めてやまないのかも知れない。

 

 

子どもの頃から大好きだった絵本作家のひとり。小学3年生だった頃の担任の先生も同じ名前。今でも記憶に残っているとても素敵な先生だった。あの頃の小学3年生の私と、今小学3年生の娘が出会ったら、いい友だちになれるだろうか。なれたらいいなぁ。