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小さなビオトープ

我が家の小さな庭先に置かれた鉢の中には、かつて暮らしていた大学通りに面した家から一緒にお引越ししたメダカ一家がいました。何度か世代交代をし、あちこちに分家をし、ついぞ我が家に誰もいなくなった年には、分家に生まれた子メダカを再び分けていただいたりしていました。いっぺんに姿を消してしまったので、鳥か、虫か、猫か!?と、お客さまやご近所さん、道行く人々と話題に上がりましたが、真相は闇の中。

 

何もいなくなった鉢っていうのは誰も住んでない家のように寂しい姿になってしまうね、ということで、1年ぶりにヒメダカが暮らす小さなビオトープが今朝方完成しました。昨年は「お魚、いないねぇ」と残念そうに覗き込む小さな子どもたちの姿ばかり見送ってしまいましたが、今年は12匹スイスイ気持ち良さそうに泳いでいます。

 

 

メダカ池の周りにはディコンドラ、タイム、ミント、ワイヤープランツ、アイビー、ツルウメモドキ、そしてウォーターマッシュルーム、カナダモ、カモンバ。人間が「何にもいない」と思う時も、植物や、小さな虫たちはここで暮らしている。

 

循環がうまくいっていると水は澄み、何かが崩れると濁ってしまう。その「何か」を知ろうとして、手をかけてみたり、かけないようにしたり、誰かに任せてみたり。そういう加減と付き合っていく過程は、自然との付き合い、子どもとの付き合い、あぁ、他者との付き合いそのものだったりするのだろう。

 

 

週末にはタニシを迎えよう、娘と約束している。