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tembo. 明日着ていく服 展準備のため14日(木)はお休みいたします

来週15日(金)から始まる『tembo. 明日着ていく服』展の設営準備のため、前日14日(木)はお休みいたしますことをお知らせいたします。ご来店を予定されていらした方々にはご迷惑おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

先月ラオスを旅したtembo. の桂さんから藍の布を見せていただきました。幾重にも染められたほとんど黒に近い濃藍、そして目を惹く彩度の高い藍。藍の布が生まれる土地の空気を吸い込んで、さてさて、どんな衣が届くでしょう。

 

 

ラオス北部に住むレンテン族は、藍染めで襟や袖に刺繍が施された民族衣装を身につけています。

 

綿を育て、手で紡ぎ、織り、

 

 

藍を育て、すくもを作り、染め・・・

 

 

桂さんによると、全てが人の手から生み出されるため(手で紡ぎ、手で織る)、同じ村の布でも人によって表情が異なるのだとか。細く細くしなやかな布、ぽこぽことした風合いが微笑ましい布、骨太な強さを感じる布・・・どうぞお楽しみに。

 

七梅さんの繕いの会が終了しました

昨日は暖かい一日、午前中からお集まりいただき「七梅さんの繕いの会」を開きました。ご参加いただきました皆さま、七梅さん、楽しい時間をありがとうございました!

 

まずは基本的な繕いの方法を数種教えていただきました。本で読むより、ひとりで悩むより、人の手と言葉で教わるってほんとにいいものですね。頭だけではなく、体もすっと納得する感じ、私も自己流で疑問に感じていたところがわかってすっきり。

 

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ダーニングと呼ばれる手法。織物のように経糸緯糸で埋めていきます。繕いたいものによって、素材によって、糸の選び方も変わってきます。

 

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こちらは羊毛、ニードルパンチと呼ばれる手法に使います。

 

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比較的小さな穴であれば、専用の針で羊毛をチクチク、チクチク・・・で出来上がり!

 

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ダーニングに使われる「ダーニングマッシュルーム」、穴が空いたり、擦り切れたりしている部分に当てて糸を掬いやすくしてくれます。様々な大きさ、形のキノコたちは木工作家のki-to-te・前田充さん作、その名も「ツクロイ茸」。大きな穴用に平たい「ヒラタケ」や、五本指靴下や手袋用にもお使いいただけるように「エノキダケ」も。

 

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各々「ツクロイ茸」を選んで、チクチク、チクチク・・・集中の時間。小さなミクロの世界に入っていくようです。

 

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糸の隙間を詰める道具にはフォーク!使い勝手が良いです。

 

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完成!いくつかお持ちいただいたので、二つ目を手がける方も。色んな方法があって、どれが正解ということではなく、どういう風もあり、自由。それでもやはりその自由な形は、基本を教わるからこそだなぁとあらためて。

 

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繕いに必要な道具や素材を詰め合わせるバイキング形式の「繕いお弁当」を詰める場面、さながらバーゲン会場のような。色とりどりの糸や端切れ、羊毛を沢山ご準備いただき、ひとりひとり繕いたいものに合わせてアドバイスしていただきながらの時間。お持ち帰りいただき、日々の暮らしの中でそっと開いてチクチクの時間をお愉しみいただけましたらうれしく思います。

 

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ご参加希望をとっても多くいただいた今回の繕いの会。七梅さんのお話の中で「ものが直るというのはとても気持ちのいいことだ」という意味合いのことをイギリスで繕いを手がける方が仰っている、と伺いました。こんなにものが溢れている現代で、壊れたら捨てるという行為よりも、壊れたら直すという行為が求められているのは、本来は人間の持つ純粋で基本的な欲求なのかも知れないと思いました。

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tembo. 明日着ていく服

tembo.(テンボ)はスワヒリ語で[象さん]着心地の良いしっかりとした服づくりを身上とする土屋桂さんの春の服が届きます。一度袖を通したら、今日も、また明日も。気づいたら毎日のように手に取ってしまう大人の日常着をご紹介いたします。世界各地を旅して出会った布のお仕立てもどうぞ愉しみににお出かけください。

 

◆ tembo. 明日着ていく服

2019年3月15日(金)〜23日(土)12:00〜18:00

[会期中18(月)お休み]

 

 

昨年初めて袖を通した桂さんの服。年齢を重ね、暮らしや働き方が変わり、今着たい服ってどんな風?と悩むことがしばしばあります。朝起きて家事を済ませ、仕事に向かう。そのどちらの時間にも心地の良い服、そういうものがほしいなぁと手にした彼女の服はまさにそうでした。軽やかに広がった袖や、程良い空きの首回り、すっきりと見える絶妙なライン・・・甘すぎないスマートでクールな大人の日常着。これは!と、生地違いで、デザイン違いで作っていただいて、気がつけば毎日のように手にしていました。

 

会期中は桂さんも数日間いらしてくださいます。体型に合わせて丈詰めなども要相談可能、明日着ていく服、お悩みの方々どうぞお楽しみに。

 

*土屋桂さん在店日:3月15日(金)・16日(土)・20日(水)・21日(木・祝)

 

 

 

家の色

家の印象や空気感はそれぞれに異なるものですが、とりわけ「光」と「色」というのはそれを大きくかえることがあるなぁと感じます。同じ色であっても、開口部からの光の入り具合や、季節や、時間帯によって変わってくるので色選びはなかなか難しい(でも楽しい!)。そんな事情もあって8年程前の竣工時は我が家の「色」と言えば、壁の白、床材の杉と椹、建具の科、台所のラワン・・・といったごく自然な色合わせでしたが、そこにもうひとつ加えたい、と思案しながら暮らしてきました。

 

一部の漆喰壁を除き、一階も二階も「Jカラー」という水性塗料で仕上げています。ニオイが少なく、乾きやすく、何より塗りやすい。白系統だけでも20色以上あるのでいくつか試し塗りをしたり。一昨年の秋、店と家の間の大きな扉を「上紺」に。

 

 

白 x 無垢の杉に、上紺(よく見ると扉の窓から二代目看板猫・トト)。

 

 

前の家は、玄関扉にブルー(これは作っていただいた色)、収納庫にマスタードイエロー(そして先代看板猫・ひじき)。

 

 

猫にパリパリされて塗装が剥がれたりしても大丈夫、小さな瓶に小分けしておけば絵筆を使っていつでもレタッチ可能。経年で汚れが気になってきたら思い切って別の色に塗り直そうか!という手も。しかも、壁紙の上からでも塗れますよ◎

 

家をつくる

大学通り沿いにあった古い平屋を離れ、この場に家をつくり暮らし始めて今年の春で丸8年になります。写真は2010年、家の基礎ができたところ。よく見ると隣り合うふたつの建物も当時とは変化しています。

 

家、暮らす場所というのはいろんな要素で変化の時があるもの。こうしたい、ああしたいという意識した希望はもちろん大切だけれど、案外すとんと落ち着く時は、自分たちでもそれと気づいていない希望や、人との出会いや、流れのようなものが大きかったりするなぁと振り返ってみて思います。

 

前の家の解体が決まってから今の家をつくるまでの過程を、当時を振り返りつつ時系列に合わせながら書き出しています。これから新しい家や暮らしを探している皆さま、お時間のゆるす際にごゆっくりとお楽しみ頂けましたら幸いです。

 

 

・2010年1月16日 - - - 解体決定

・2010年2月12日 - - - 物件探し1

・2010年3月6日 - - - 物件探し2

・2010年4月8日 - - - 物件探し3

・2010年5月13日 - - - ここだ!

・2010年6月2日 - - - 内見、そして

・2010年7月5日 - - - 諦めるのは、まだ早い!

・2010年7月22日 - - - 吉報届く

・2010年7月29日 - - - バイバイ契約

・2010年8月22日 - - - よーく考えよう

・2010年9月17日 - - - キンショー契約

・2010年9月29日 - - - 土地購入

・2010年10月16日 - - - ただいま、設計中

・2010年11月11日 - - - ご挨拶

・2010年11月15日 - - - 地鎮祭

・2010年11月20日 - - - 工事契約

・2010年11月30日 - - - テラ・コヤ着工

・2010年12月17日 - - - あしあと

・2011年1月9日 - - - 上棟式

・2011年3月7日 - - - DIY

・2011年3月15日 - - - 引渡し

・2011年4月27日 - - - お引越し

・2011年5月23日 - - - お引越し2

・2011年5月31日 - - - 大学通りの家

 

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家づくりに関することは、ブログカテゴリ<テラ・コヤができるまで>に載せています。が、昨年はひとつも記事を書いていない!SNSでひょいひょいっと気軽に書いていると、じっくり伝える、伝わる文章って書けなくなりそう。初心にかえって今年はぽつぽつと綴ってみようと思っています。